山﨑鈴子展 -Middle World- Reiko Yamazaki Exhibition

 

 

山崎鈴子 作品画像HP.jpg
山﨑鈴子展 -Middle World-

Reiko Yamazaki Exhibition

2013年5月29日(水)~6月14日(金)

11:00~18:00 (最終日 ~17:00)

地下、中地下会場 / 日曜・祝日休廊

 
山﨑鈴子は1983年東京都に生まれ、2011年に京都造形大学大学院日本画専攻を修了。
現在、同大学大学院博士課程に在籍し、積極的に制作活動をおこなっています。
このたび「第15回 新生展」にて畑中賞を受賞し、個展を開催する運びとなりました。
 
漆黒の闇のなかに凛と佇む蓮や、宙に舞う花びら、霞がかった木々の風景などを描く
山﨑の作品は、華やかな色合いというよりはしっとりとした黒い色が印象的です。
「カラフルに描くより、モノトーンによってメッセージを一つに絞りたい。」という
彼女の描く作品はけしてモノトーンというわけでありません。
黒い画面のなかに舞う花びらや、蓮の花に焦点があたるよう、色彩を絞っているからこそ
目に飛び込んでくる構図によって、語りかけるメッセージを大切にしています。
墨を使用している黒は、湿度をおびた空気の如く表現され、みえない先をも想像させます。
本来日本画を描く時はパネルを寝かして描きますが、山﨑は重力の力によって自然に流れおちてゆく
道筋もとりこみ、画面を緻密に構成しています。
 
今展でのタイトルでもある「Middle World」は、直訳すると”中間の世界”という意味です。
この世のさまざまな事柄は常に反対の存在と背中を合わせて存在しています。
太陽と月、昼と夜、生と死、暖かさと寒さ・・・
山﨑は一貫したテーマとして、作品のなかにその両方の相対する要素をあえて存在させ制作しています。
どちらとも捉えぬ感情が存在するからこそ、観る側の心象に託された静かな物語が存在します。
 
東京での初の個展となります今展は、大作から小品まで15余点を地下会場に展示いたします。
是非この機会にご高覧くださいませ。
 
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一日の始まりと終わり。その狭間には何か 特別な時間が存在している。
それは光と闇に存在する目には見えない何かをつかみとる感覚、
あるいは不安定な感覚を覚えるミステリアスな瞬間だ。
「夜でもあり、昼でもある。明るくもあり、暗くもある。」つまり、
見方によって希望にも絶望にもなりうる。
そのどちらとも言えない、またはその両方が融合した世界が《Middle World》なのかもしれない。
 
私にとって世界は儚く、柔軟に変化し漂いながらバランスを保つものである。

山﨑鈴子
 
【掲載作品画像】
「子夜」
116.8×55.2cm
雲肌麻紙、岩絵具、墨、他
2013年制作


 

展覧会風景


 

展示作品

【略歴】
東京都生まれ
2011年 京都造形芸術大学大学院 芸術研究科 芸術表現専攻 修了
現在、同大学大学院 芸術研究科 芸術専攻(博士課程)在籍
千住博氏に師事

《展覧会歴》2010年〜
2010年 京展2010 入選 (以後2012年)
___________第8回雪舟の里総社市墨彩画公募展2010 入選
___________第21回臥龍桜日本画大賞展 入選
___________日米美術学生展inNY (以後2011年)イセ文化基金ニューヨークギャラリー(NewYork)
2011年 2010年度京都造形芸術大学卒業制作展・修了制作展 『the HOME』 京都造形芸術大学
___________第66回春の院展 初入選(以後第67回)
___________グループホライゾン 日本橋髙島屋6階美術画廊AB画廊(東京)
___________再興第96回院展 初入選(以後第97回)
2012年 グループプレシャス(以後2013年) 京都髙島屋 美術画廊
___________アートフェア東京2012 新生堂ブース  東京国際フォーラム
___________風の会 日本橋三越本店 特選画廊
___________独創の旅 千住博期待の若手作家10人展 康耀堂美術館(長野)
___________銀河の会千住博と若い芽たち 近鉄百貨店阿倍野本店美術画廊(大阪)
その他、展覧会多数

《受賞歴》
2005年 第20回国民文化祭ふくい2005 美術展日本画部門 佳作
2008年 2008年度 京都造形芸術大学 優秀学生賞
2009年 ALBION AWARD 2009 銀賞
2011年 第15回新生展 畑中賞
___________第26回国民文化祭・京都2011 美術展 日本画部門 文部科学大臣賞
___________京都花鳥館賞奨学金2011 優秀賞
2012年 康耀堂美術館賞
___________公募ー日本の絵画 2012ー 大賞
2013年 川尻筆 「筆と芸術の祭典」全国水墨画公募展2013 有限会社榮晃賞

 
※照明の関係で写りこみや、色味が若干違うものもございます。ご了承くださいませ。
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