大塚怜美展 Satomi Ohtsuka exhibition

 

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大塚怜美展

Satomi Ohtsuka exhibition

2013年8月21日(水)~9月6日(金)

地下会場・中地下会場

11:00~18:00 (最終日 17:00) / 日曜・祝日休廊

 

大塚怜美は、東北芸術工科大学を卒業し、2012年 同大学大学院日本画領域を修了。
新生堂では、2011年におこなった東北芸術大学の作家たちによるグループ展「Shinseido
Sprouts展」や「セレクション展」に参加し、今回ここでははじめての個展を行います。
地下会場と中地下会場の2会場を使い、大塚がテーマとして描いている魚シリーズと、墨画の
人物作品を展示します。
魚のシリーズは、スーパーで売られている「食材」となった魚が主にモチーフとなっています。
売られた状態の魚や、干物になった魚などが描かれ、作品につけられたタイトルによってユーモラス
さがさらに加わり思わずクスっと笑ってしまう作品を描いています。
人物の墨画は、今までメイクをしている姿や化粧直しをしている姿など、いわゆるギャルと言われる
女性たちを描いてきましたが、今回は一転してある空気感・世界観を持った女性たちを描いています。
近寄りがたい、しかし離れるのは惜しいような、観る者と一定の距離感を保った女性を水墨の繊細な
タッチで描き、季節も温度も時間も感じない不思議な空間へと誘います。

大塚の持つユーモラスと風刺が鋭くきいた魚たち、そして淡く静かな空間に凛と佇む女性たち。
2つの作風の違いを是非お楽しみください。

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人物と魚をモチーフにしている。

人物は墨を使い、作品によっては墨だけで描いている。
カラフルな今の世界をあえてモノクロに描くことで見えてくるものは何か。
今の私たちは本当に見るべきところを見ているのか。そんな思いから墨を主とした作品を描いている。
魚はカラフルで綺麗だがみんな無表情で、心ここに在らずといった感じである。
自分の周りを見てみると、それは魚だけではないと思う時がある。
脳が発達し、話し考え、意思表示ができるのに、何故かみんなと同じでいることに安心感を得ている。
人と魚。全く違うものだが、どちらも描いているのは現代日本人である。

大塚怜美

【掲載作品】
「静圧」
制作年:2013年
技法:紙本色彩(薄美濃和紙、岩絵具、水干絵具、墨、雲母)
サイズ:455x273mm(M8)


 

展覧会風景

展示作品

 


 

【略歴】
2010年 トーキョーワンダーウォール 【入選】
2011年 「SHINSEIDO SPROUTS vol1-山のカタチ-」(新生堂)
2012年 東北芸術工科大学芸術工学研究科修了課程 芸術文化専攻日本画領域 修了
___________第31回損保ジャパン美術財団選抜奨励展【オーディエンス賞】
___________「SHINSEIDO SELECTION vol.2」(新生堂)
___________水墨最前線(東京・日本橋高島屋)
2013年 個展(ポスターハリスギャラリー)
___________「今日の墨表現展」(佐藤美術館)
 
※照明の関係で写りこみや、色味が若干違うものもございます。ご了承くださいませ。
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