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渡邉貴子展 Takako watanabe Exhibition

2013.06.19(水)〜07.05(金)

 

 

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渡邉貴子展

Takako watanabe Exhibition

2013年6月19日(水)~7月5日(金)

地下会場  /  日曜・祝祭日 休廊

11:00~18:00 (最終日~17:00)

 

渡邉貴子は愛知県の瀬戸窯業高校専攻科を修了し、現在愛知県知多郡にて工房「創作スタジオ ユクリテ」
を創設し、ガラス作家 幸 勝也氏と二人で制作活動を行っています。
このたび、2011年に行われました「第15回新生展」にてうわむき賞を受賞し個展を開催する運びとなりました。
 
公募「新生展」ではたくさんの作品が集い、立体作品は一堂に台座の上に並べられ審査が行われました。
その中で渡邉の作品は、湧水のような清らかさと凛とした澄んだ空気感をかもしだしていました。魚の化身
のような不思議な生き物の胸像(掲載写真)はじっと何かを見つめ、静かにたたずんでいました。
 
渡邉は手びねりでモチーフを形成し、釉薬を使い分け質感をだしています。手びねりは古くは縄文時代からつか
われてきている技法ですが、手から直接伝わる土の感覚を一つ一つなぞり形を生むプロセスは土から生物が
誕生していく自然の成り立ちに似ているかもしれません。
「『人』だけでなく、あらゆる動物や植物、水や風などの自然のイメージ等も取り入れ、それらを共存させ一体化
させたようなもの」と渡邉が言う、精霊たちの世界が地下会場にひろがります。
 
また今回は、釉薬のひび割れ(貫入)をコントロールして模様となるように施すオリジナルの装飾技法で制作し
器や花器も合わせて展示致します。磁器土を轆轤またはタタラで成形し、自身で調合した何種類かの透明釉を
使い分けて貫入の割れ方をコントロールし、そこに墨を流し込み模様をだすオリジナルな技法です。ヒビは本来
自然現象でできるものですが、自身があみだした技術によって縞や、格子状の模様にみえるように制作しています。
どちらも合わせてお楽しみくださいませ。
 
ぜひお越しをお待ちしております。
 
【掲載作品画像】
作品名/『水の体温』
サイズ/幅31×奥行25×高さ47 (cm)

 


 

展示会風景

一階会場


 

地下会場

 

経歴

1981年 横浜出身
2003年 文化女子大学生活造形学科 工芸コース陶芸専攻 卒業
2006年 愛知県立瀬戸窯業高校 陶芸専攻科 修了
___________フリーで作家活動を開始
2010年 吹きガラス作家の幸 勝也と共に『創作スタジオ ユクリテ』設立

陶歴/受賞歴
2006年 第40回 女流陶芸展 入選
2007年 第60回 瀬戸市美術展 陶芸部門大賞
2008年 ビアマグランカイ7 入選
___________初個展開催(以降毎年)
2011年 第15回 新生展 うわむき賞
2011年 第47回 神奈川県美術展 入選

グループ展 多数
主に陶の人形と、貫入を装飾とした陶磁器を中心に制作。

 
※照明の関係で写りこみや、色味が若干違うものもございます。ご了承くださいませ。
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