- 2009年12月の展覧会:彌月風太朗展
- プロフィール
2009年12月の展覧会: 彌月風太朗展
2009年12月2日(水)~12月11日(金) 11:00~18:00 (最終日は17:00まで) / 日曜休廊 (一階ギャラリーにて) |
コメントおよび出品予定作品
「Portrait of Japanese」
「文明開化以降、西洋文化をどん欲に吸収し続ける日本人の姿」をテーマとしたシ
リーズ。
純和風容貌の人物に、敢えて時代設定をずらした西欧の扮装をさせ、異和感を強調
し、その対比と調和を表現します。
「La Japonaises」
「着られることのない着物」をテーマにしたインスタレーション。
柄も仕立ても一見、江戸時代風な着物ですが、その柄は着物の形体をキャンバスに見
立て、模様を背中部に背負っているだけです。
実用的ではない着用不可な「飾り衣装」
現代の「着物は美麗だが不便な過去の民族衣装」という固定概念を表現します。
「Two bread it the park」
日本の食文化の欧米化、供給過多をテーマにしたインスタレーション。
米不足や小麦価格の高騰等、食料事情をテーマに制作しました。
他、平面作品やオブジェを含め約15点を展示予定。
彌月風太朗 プロフィール
1970年 | 東京都世田谷区出身 |
1996年 | 東京藝術大学美術学部工芸科卒業 |
1998年 | 東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻 染織研究分野修士課程修了 |
展覧会 | |
1996年 | 第21回全日本新人染織展 京都文化博物館・京都 入選 |
2001年 | 個展 シロタ画廊・東京 |
2002年 | 版画秀作展 SK画廊・東京 |
2005年 | 第5回装画を描くコンペティション ギャラリーハウスMAYA・東京 入選 |
2006年 | 第10回新生展 新生堂・東京 大賞受賞 |
その他受賞、グループ展など多数。 古今東西の服飾文化史、装身具史を研究。 現在の作品制作技法は、染織、版画(型凸版)、絵画、木彫、写真、本製作、インスタレーション、他多岐にわたる。 |