高田裕子 展 -水の森- Yuko Takada Exhibition

 

2017年6月1日(木)~6月16日(金)

11:00~18:00 ( last day ~17:00 )

Closed on  Sun,. national holiday.

 


【 1F 、B1 】

高田 裕子  展

-水の森-

Yuko Takada Solo Exhibition

「生きる-縄文杉-」 油彩、キャンバス 1620×970mm

 

屋久島で7200年を生きているとされている、

とても大きな杉の木です。

 

ひとつながりの海のようにおおきな命としての森から、

水が立ち上がるように

無数の植物たちが生まれて、

 

その一部としての縄文杉にまた

いろんな植物たちが着生していて、

そういうあらゆるものが共に生きる森全体を

ひかりが包むイメージ…と言いますか…

 

屋久島の森でいつも感じられる

圧倒的な無力感や(いい意味での)、

生かされている、という強烈な感じ、

同時に深く許されている感じ、

ただ生きていることへの祝福、

のようなものがいつも描きたいです。

                                                                              高田 裕子

 

「水の森」  油彩、キャンバス 1620×1120mm

 

 


 

 2014年、新生展新生賞を受賞した副賞として新生堂の地下会場で展示を行いました。

 エレベーターを降りると、原生林に迷い込んだかのようで、鳥の声や海のさざ波の音、匂いや風をも想像させ、観る人の心にすっと寄り添ってくる作品たちでした。新生展の時は、公募という事もあり2点のみ現物審査なため、本当の作家の力量というのは個展でみえてくると感じています。高田さんは良い意味で期待をはるかに裏切り、屋久島の中でインスピレーションを受け、実際に日々の生活から吸収しているその感性を存分に東京の青山に運んでくれたような、そんな展覧会でした。

 あれから3年、待望の個展をまた開催する運びとなりました。

 

 2015年には、「森は一滴のしずくから生まれる。」という言葉からスタートする『水の森』を100号サイズのキャンバスに、1日10時間の制作を4か月かけ、絵の部分や全体を撮影してできた絵本を刊行されました。

 

 今回も地下会場をメインとしてライフワークである作品を展示する他、1階では絵本の原画展示も構想しております。是非この機会に屋久島の自然を吸収し、高田さんの手から生まれた繊細で美しく、そして壮大な自然をお楽しみいただければ幸いです。

新生堂

 


【略歴】

1977年 福井県生まれ。

大阪教育大学教養学科芸術専攻美術コース卒業。

2001年より画家として活動、2009年に屋久島に移住。

屋久島の森をモチーフに、自身のイメージと組み合わせた

絵画制作をはじめる。

2010年 新生展新生賞受賞。

2011年 屋久島伝承蔵(本坊酒造株式会社)“水ノ森”のラベルに起用。

2012年 屋久島(平内)に“しずくギャラリー”を設立。

2014年 個展(新生堂)。

2015年 絵本『水の森』(アノニマ・スタジオ)出版。

各地で個展や絵本刊行イベントを行うなど精力的に活動

Artist Page : http://www.yukotakada-work.com/