ステートメント
作品世界を代表するキャラクターである「童子」は、日本人の自然観や仏教的世界観を表現。
日本人がどこかに置き忘れてきた豊かな精神世界を、どこか懐かしさのある諧謔と陽気さに満ちた作品で発表し続けている。2004〜21年、創作活動とともに東京藝術大学大学院文化財保存学教授(保存修復彫刻)に就任し、後進の指導を務める。さまざまなメディアを通じて行う分かりやすい仏教や仏像、文化論にも定評があり、活動の範囲は多彩で広汎である。
日本人がどこかに置き忘れてきた豊かな精神世界を、どこか懐かしさのある諧謔と陽気さに満ちた作品で発表し続けている。2004〜21年、創作活動とともに東京藝術大学大学院文化財保存学教授(保存修復彫刻)に就任し、後進の指導を務める。さまざまなメディアを通じて行う分かりやすい仏教や仏像、文化論にも定評があり、活動の範囲は多彩で広汎である。
略歴
1953年 | 大阪府生まれ |
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1978年 | 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業 |
1980年 | 同学大学院美術研究科修了(彫刻専攻、澄川喜一研究室) |
1982年 | 同学大学院美術研究科保存修復技術研究室勤務(~1987) |
1987年 | 彫刻家として独立し、創作活動を始める |
2004年 | 東京藝術大学大学院文化財保存学教授就任(保存修復彫刻)(~2021) |
2021年 | 奈良県立美術館館長、ミスパリ学園付属ビューティー&ウエルネス研究所所長に就任 |
主な展覧会、受賞歴など
2003年 | 「第21回平櫛田中賞」受賞 |
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2008年 | 平城遷都1300年祭(奈良)公式マスコットキャラクター「せんとくん」発表 |
2009年 | ダンス集団「流石組」とのコラボレーションで、仮面舞踏「平成伎楽団」を結成し、活動を開始 |
2011年 | NHK「仏像拝観手引き」に出演し、篠原ともえさんと共演 |
2013年 | 「籔内佐斗司展 やまとぢから」巡回 |
2014年 | 「籔内佐斗司彫刻展 いのちをむすぶ童子たち」(島根県立石見美術館) |
2020年 | 「退任記念展 私が伝えたかったこと」(東京藝術大学大学美術館) |
作家関連サイト紹介
籔内佐斗司公式サイト: https://uwamuki.com/