1F中村勇太 展 -sparkle-
Yuta Nakamura Exhibition
2022.11.17(木)〜12.02(金)
平 日
11:00~18:00
土曜日
11:00~18:00 (最終日~17:00)
日曜・祝日
休廊
2021年の見参展において「新生堂賞」を受賞した中村勇太の個展です。
展覧会内容
2021年の見参展において「新生堂賞」を受賞した中村勇太の個展を開催いたします。
見参では、小さな作品が複数展示されており、まるでお菓子の「ふきよせ」のように、たくさんの模様や形がちりばめられ、可愛らしい世界が小さいながらにギュッとつまって描かれていました。その構図や配置のバランスが絶妙に心地よく、後から大学を卒業後に京都西陣の京繡工房に入社し、伝統的な図案・文様を学んだと伺い、とても納得しました。
今回は【sparkle】と題し、自然が生みだす底知れぬ力強さや美しさ、そして儚さを、中村が観て感じた世界として日本画に落とし込み丁寧に表現した作品、50号から小品まで約15点展示致します。是非この機会にご高覧ください。
見参では、小さな作品が複数展示されており、まるでお菓子の「ふきよせ」のように、たくさんの模様や形がちりばめられ、可愛らしい世界が小さいながらにギュッとつまって描かれていました。その構図や配置のバランスが絶妙に心地よく、後から大学を卒業後に京都西陣の京繡工房に入社し、伝統的な図案・文様を学んだと伺い、とても納得しました。
今回は【sparkle】と題し、自然が生みだす底知れぬ力強さや美しさ、そして儚さを、中村が観て感じた世界として日本画に落とし込み丁寧に表現した作品、50号から小品まで約15点展示致します。是非この機会にご高覧ください。
作家メッセージ
幼い頃、自然に囲まれた日々を過ごしました。
虫網片手に田んぼや用水路を駆けまわり、そこに息づく様々な生命に触れる。朝露を乗せた葉っぱや虹色に光るいきものたちの姿が何よりも美しいと感じました。
写生にはじまり、自然界に存在する様々な鉱石を用いて制作する日本画のプロセスに、それらの記憶を思い出します。
生命と誠実に向き合い、ひたむきに手を動かす。そこから一歩踏み込んだ先に自分の捉えた美しい世界が表現できるのではないか。
絵具という素材としての役割を越え、質感や息遣い、温度や匂いへと昇華させる…そこに辿り着く道筋を模索しています。
中村勇太
虫網片手に田んぼや用水路を駆けまわり、そこに息づく様々な生命に触れる。朝露を乗せた葉っぱや虹色に光るいきものたちの姿が何よりも美しいと感じました。
写生にはじまり、自然界に存在する様々な鉱石を用いて制作する日本画のプロセスに、それらの記憶を思い出します。
生命と誠実に向き合い、ひたむきに手を動かす。そこから一歩踏み込んだ先に自分の捉えた美しい世界が表現できるのではないか。
絵具という素材としての役割を越え、質感や息遣い、温度や匂いへと昇華させる…そこに辿り着く道筋を模索しています。
中村勇太
略歴
静岡県生まれ、京都府在住。
京都市立芸術大学を卒業後、京都西陣の京繡工房に入社。京繡職人の卓越した技術を肌で感じながら日本の伝統的な図案・文様を学ぶ。
現在は国内外の植物やいきものを題材に、花鳥画に於ける吉祥的な装飾性/寓意性、自然と人間との関わりやそれらがはたらきかける記憶や思い出の想起に着目し制作に取り組んでいる。
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