1F笠井 遥 展 -水の月-
Haruka Kasai Exhibition
2024.06.13(木)〜28(金)
平 日
11:00~18:00(最終日は17:00まで)
土曜日
11:00~18:00
日曜・祝日
休廊
パネルに色彩を何層にも重ね合わせ、深みのある表現になるよう、削ったり色彩をのせたりすることを繰り返して描いた作品を制作しています。
50号~小品まで約20点を展示予定。
50号~小品まで約20点を展示予定。
展覧会内容
富山県生まれ。2015年に京都芸術大学(旧京都造形大学)大学院を修了。大学では日本画だけにとどまらず、西洋・東洋それぞれの素材学を研究し、パネルに色彩を何層にも重ね、削ったりまた色彩をのせたりすることを繰り返しながら作品を制作しています。
「塗る」という足していく描き方ではなく、「削る」という引いていく方法で生み出される作品からは、見えない層にある色を掘りだすような独特な表情を生み出します。
2021年の個展では黒い背景の作品が多く、月光に照らされた植物たちの一瞬の輝きを感じる作品が並びましたが、今展は真冬の張りつめた静けさのような、青い背景の中に佇むモチーフからは、幻想的な物語が奏でられているよう。
目には見えるけれど、手に取ることができないものたちは、儚くそして愛おしく感じます。淡く儚い一瞬の、目にとどめておきたいそんな時間を、発掘するかのように丁寧に描いている笠井の作品をお楽しみください。
「塗る」という足していく描き方ではなく、「削る」という引いていく方法で生み出される作品からは、見えない層にある色を掘りだすような独特な表情を生み出します。
2021年の個展では黒い背景の作品が多く、月光に照らされた植物たちの一瞬の輝きを感じる作品が並びましたが、今展は真冬の張りつめた静けさのような、青い背景の中に佇むモチーフからは、幻想的な物語が奏でられているよう。
目には見えるけれど、手に取ることができないものたちは、儚くそして愛おしく感じます。淡く儚い一瞬の、目にとどめておきたいそんな時間を、発掘するかのように丁寧に描いている笠井の作品をお楽しみください。
作家メッセージ
「水の月」
目には見えるが、手に取ることができないものをたとえる言葉である。
心にわきおこる手に取ることができない情感を、植物の形や色を通して表現し、人々の心に寄り添える作品を届けていきたいと願っている。
目には見えるが、手に取ることができないものをたとえる言葉である。
心にわきおこる手に取ることができない情感を、植物の形や色を通して表現し、人々の心に寄り添える作品を届けていきたいと願っている。
略歴
富山県生まれ | |
2013年 | 京都造形芸術大学 美術工芸学科 日本画コース卒業 |
2015年 | 同大学院 芸術表現専攻 ペインティング領域 修士課程修了 |
主な画歴
個展 | 2017、2018、2020、2021、2022年 (Nii Fine Arts) 2019、2021年 (新生堂/東京) 2017、2020、2023年 (あべのハルカス近鉄本店タワー館11階 アートギャラリー/大阪) 2022年 Art Fair Tokyo 2022(Nii Fine Arts Booth//東京国際フォーラム) |
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受賞歴等 | 2013年 シェル美術賞2013 入選 (国立新美術館/東京) 2014年 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 入選 (豊橋市美術館/愛知) |
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