1Fともゑ展 ―後藤まどか・夏目喩貴・楽嘉怡―
TOMOE Group Exhibition
2025.06.12(木)〜27(金)
平 日
11:00~18:00(最終日は17:00まで)
土曜日
11:00~18:00
日曜・祝日
休廊
日本画で作品を制作している 後藤まどか、夏目喩貴、楽嘉怡 三名による展覧会です。
一人5余点を展示予定。
一人5余点を展示予定。
展覧会内容
黄昏時の公園や室内に飾っていた花瓶など生活の中でふとした一コマを描く東京藝術大学大学院デザイン科出身の後藤まどか。墨を基調に屏風や障子などの要素をあえて絵の中に描く東京藝術大学大学院保存修復科出身の楽嘉怡。夜、浮かぶように咲く花をみずみずしく描く京都芸術大学大学院日本画科出身の夏目喩貴。日本画を素材に作品を制作している三名によるグループ展です。
風炉先屏風のほか一人約5点を展示いたします。
三者三様の作品をお楽しみください。
助成:一般財団法人神山財団
風炉先屏風のほか一人約5点を展示いたします。
三者三様の作品をお楽しみください。
助成:一般財団法人神山財団
後藤まどか
「スターダスト」 606×1454mm 風呂先屏風 / 雲肌麻紙に日本画
日々の暮らしの中で心惹かれた瞬間を題材として、その時・その場で受けた印象を色や模様、形を使って再構成し、日本画作品を制作している。
[略歴]
2000年 北海道出身
2022年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業
2025年 東京藝術大学美術研究科デザイン専攻修了
夏目喩貴

今回の作品は、墨の色、青色をメインに京都にある瑠璃光院の“瑠璃の庭園“からインスピレーション受けて制作しました。
そこから見る造園の風景は、中国の宋の時代に描かれた“小景山水画“のようでした。
静寂の空間にいると、人間の五感が研げられ、匂い、温度、味わいや細やかな音も大きい存在感になる。花木の形から、また壮大な季節に思いを馳せる。そんな思いを作品に込めました。
[略歴]
1995年 台湾生まれ
2018 年 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース 卒業
2020年 京都造形芸術大学修士課程芸術表現専攻ペンティング領域日本画専攻 修了
2024年 ペンネーム夏目喩貴で活動開始
現在 日本美術院院友
楽嘉怡

今回の展示は、二曲屏風をメインにしています。
墨線で描いた屏風や、水墨画と日本画を融合して新たな様式の屏風も展示しています。
屏風作品を作る時、自分が一番大切にしたことは、「空間」です。どのように屏風の空間をそのまま生かし、正面や側面に関わらず、どちらからも鑑賞できることが、屏風の醍醐味だと思います。それを意識して挑戦しました。
[略歴]
中国上海生まれ
多摩美術大学大学院日本画専攻 修了
東京藝術学大学院文化財保存科専攻(保存修復日本画研究室) 修了
現在 多摩美術大学 日本画専攻 非常勤講師
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