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ホーム展覧会山口 英紀 展

B1山口 英紀 展

Hidenori Yamaguchi Solo Exhibition
2010.01.27(水)〜02.19(金)
平 日
11:00~18:00
土曜日
11:00~18:00
日曜・祝日
休廊
今回の個展は、大作2点をメインに据えて展示を構成いたします。
構想もあわせると制作期間1年を優に超える、山口の圧巻の水墨世界をご高覧ください。
展覧会内容
このたび南青山新生堂におきまして、2009年6月に開催 され各方面からの絶賛、好評を得た小品展に続いて、水墨画家山口英紀 の個展を開催いたします。

山口英紀(やまぐち・ひでのり)は千葉県木更津市生まれ、2010年1月現在で33歳。筑波大学大学院を修了後、中国へ留学し水墨画を学んだのち帰国、現在は高校の国語教師を勤める傍ら制作を続け、2008年開催の「ULTRA001」に出展の都市を細密に描いた工筆による水墨表現で注目を集めて以降、コンスタントに作品を発表し現在に至ります。

先に開催された小品展では絹本と紙本の両方の作品を発表いたしました。薄い和紙を幾重にも重ね、そのたびに描き込みも重ねる手法を駆使してぼやけた情景をかわいらしく創出するユニークな作品や、堅牢な人
工建造物をリアルに描写しその硬質な空気感を精密に再現したものなど、バラエティに富んだ主題のチョイスでさまざまな雰囲気を表現。モチーフのひとつひとつに込められる誠意やユーモラスな遊び心も随所に
織り込みながら、しかしストイックに、圧巻の描写力で描ききられ、力のこもった作品群で観る人々に驚きと感動を与えました。また、LOWER AKIHABARA.で開催されたグループショー「月人間」展では初めて円形の
画面に挑み、意味深なモチーフを画面の中に組み込んでこれまでにはない深遠な世界観の創出の試みがなされ、さらにふたつの異なる場所の情景をひとつの画面に重ねつつ自然で心地よい違和感を生み出すといった、独創性と再現性を共存させる斬新な展開も繰り広げるなど、描かれる世界はさらに広がり続けています。

今回の個展は、大作2点をメインに据えて展示を構成いたします。渋谷のスクランブル交差点の一場面を主題に選んだ作品では、横断 歩道越しに向こう側の人の群れが浮かび上がり、さらにその奥に聳える渋谷駅がかすんでぼやける構成で現代的な静寂を漂わせる画面と、その下部の対になる画面には上部の風景が水溜りに映り込み、幻想的な気配がかもし出されるトリッキーな構成となっており、そしてもう1点は全長6メートルを超え、広大な工場風景を山口の水墨表現の真骨頂である細密描写によって写真と見紛うほどのリアリティで再現し重厚な空気感を創出、人の気配を排除し徹底して硬質な建造物を精緻に描写することに努め、時間が止まったかのような緊張感を漂わせ、しかし和紙と墨の渋くやさしい肌合いにより、穏やかさにも満ちた深遠で荘厳な情景が描き現されます。

またさまざまな主題を取り上げた新作の小品も数点発表。加えて2009年開催のULTRA002で紹介した石塚源太(いしづか・げんた)の漆作品、澤井津波(さわい・つなみ)と林原章矩(はやしばら・あき
のり)のタブローもあわせて展示、山口に続くフレッシュな個性をあらためてご紹介いたします。

構想もあわせると制作期間1年を優に超える、山口の圧巻の水墨世界をご覧いただく機会となります。万障お繰り合わせの上ご高覧いただけますよう、何卒宜しくお願いいたします。
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新生堂 SHINSEIDO GALLERY
〒107-0062 東京都港区南青山5丁目4番30号
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