竹廣泰介展 [ 陶俑をめぐる物語 ]
Taisuke Takehiro Exhibition
2014年4月9日(水)~4月25日(金)
1階会場 / 日曜祝日休廊
11:00~8:00 (最終日17:00)
女人俑について
今から30年ほど前になります。
大阪の東洋陶磁美術館で偶然唐時代の女人俑を見た事があります。
今まで信楽の壷を中心に作り続けてきましたが、7年前の秋の終わり頃、突然何かに取り憑かれたように、何体も女人俑を作っていました。あまりにも強烈な体験でその後も女人俑を作り続けることとなりました。
焼物の内部空間には永遠があるといいます。私も内部空間を強く意識しておりますから、女人俑の閉じられた空間を開放する事にしました。
身体の中でも特別な部分である顔を銀彩にし、バックを銀の縁取りのある黒い空間を配置することで何かが少し見え始めた気がします。
しばらくは、試行錯誤を繰り返しながら、ひとのカタチを借りて表現の質を深めてゆくことが出来ればと願っています。
竹廣泰介
展覧会風景
展示作品
略歴
1950年 広島に生まれる
1973年 広島工業大学建築学科卒業
1982年 神奈川にて渡邊一紳氏に師事
1984年 信楽にて小川顕三氏に師事
1987年 静岡県掛川市に築窯独立
1990年 穴窯による信楽を中心とする独自の焼〆陶の制作開始
1996年 花芸安達流、安達曈子氏の花器を制作開始
2007年 陶俑の制作を始める
個展
銀座/松屋銀座
銀座/黒田陶苑
青山/和田
青山/酉福
函館/村岡
鎌倉/円覚寺
鎌倉/丹
心斎橋/大丸
大阪/堂島
広島/そごう
静岡/松坂屋
静岡/川村文化振興財団
浜松/双鶴
-----他多数
※照明の関係で写りこみや、色味が若干違うものもございます。 ご了承くださいませ。
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