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阿部泰介展
Taisuke Abe Exhibition
2013年10月2日(水)~10月18日(金)
11:00~18:00 (最終日~17:00)
地下会場 / 日曜・祝日休廊
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【新生展大賞受賞作品】 「花炎舞」50号S
阿部泰介は1980年神奈川県に生まれ、2008年東京藝術大学日本画専攻を卒業し、
2011年に開催した第15回新生展にて大賞を受賞。このたび展覧会を開催する運びとなりました。
2012年には第6回前田青邨記念大賞にて賞候補、今年2013年の損保ジャパン美術賞展
FACE2013にて入選するなど、新生展受賞後の活躍も目覚ましい期待の新人です。
阿部の花の作品は内側から湧きあがるエネルギーを感じさせます。
新生展で大賞を受賞した「花炎舞」は舞い上がる炎のように描かれた花とその周りを舞う蝶で構成
されており、それはまるで速水御舟の「炎舞」を彷彿させます。しかし炎そのものを描くのではなく
花と蝶の共演により、より一層生命のエネルギーによって共存共栄している生命の姿が見えるよう
に思います。細部までしっかりと描いている安定感と、エネルギーがあふれんばかりに描かれた
色彩によって感じる浮遊感があります。美しさだけではない力強さや、枯れゆくなかのでみせる
妖艶さも醸しだしています。
大作から小品まで、阿部の独特な世界観を是非お楽しみください。
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「焔の花」120F 「irodori2」 10M
展覧会風景
展示作品
四季折々の草花を描くことが多い。
楚々として可憐な様子。健気にも凛と佇む風情。濃密で妖艶な姿態。
そのたびに新たな発見があり、感動がある。
しかも、草花の表情は、時々刻々めまぐるしく変転する。
その栄枯盛衰は、まるで凝縮された人間の一生のようでもある。
この儚くも移ろう一瞬の輝きを写し、留めたい。
あるとき、草花が集積し、ひとつの巨大なエネルギー、あるいは炎の塊となって
昇華していくイメージが湧きあがった。同時に想起された、空間を揺らぎながら
飛翔し、乱舞する蝶は、さしずめ魂や霊の象徴でもあろうか。
これらを可視化できたらと思い、いくつかの作品を制作した。
今後も研鑽を重ね、新たな表現を模索していきたいと考えている。
阿部泰介
【略歴】
1980年 神奈川県生まれ
2005年 東京芸大「ストリート!展」(上野)(以後'06)
2007年 グループ展「遊美」(船堀)(以後’08、’09、11)
2008年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2009年 第5回三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選
___________(以後、第6回、第7回、第9回、第10回、第11回)
2010年 ALBION AWARDS 入選
___________メリルリンチ日本証券「Tomorrow's Masters/未来の巨匠たち」 入選
___________「芸大日本画五人展~漢天~」(銀座)
2011年 朝日新聞厚生文化事業団「Next Art展」 推薦
___________第15回 新生展 大賞受賞
2012年 個展 新人選抜レスポワール展(銀座スルガ台画廊)
___________第6回前田青邨記念大賞 賞候補
___________第8回世界絵画大賞展 入選
___________グループ展「見参KENZAN2012」(以後'13)
2013年 第1回「損保ジャパン美術賞」展 入選
___________富士山世界文化遺産登録記念アート・オークション 入選
※照明の関係で写りこみや、色味が若干違うものもございます。ご了承くださいませ。
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